第51 回東京モーターサイクルショー出展報告

技術研究組合水素小型モビリティ・エンジン研究組合（HySE: Hydrogen Small mobility & Engine technology）は、3月 22 日～24 日に東京ビッグサイト（東京都江東区有明）で開催された第 51 回東京モーターサイクルショー」に、「バイクの未来を水素で守る！」をテーマに出展しました。

総勢約11万人（主催者発表）が来場されたこのイベントでは、HySEもダカールラリー参加車両の展示や、ステージイベントへの出演を通じて、大勢の来場者に水素エンジンの存在感および可能性をアピールしました。

HySEの展示ブースでは、今年1月の「ダカール 2024」に出走した、モーターサイクル用水素燃料エンジン搭載の「HySE-X1」や、そのエンジンを展示するとともに、「HySE-X1」が世界一過酷と言われる難コースを走破している映像を来場者にご覧いただきました。

また、開催初日のステージイベントには、HySEの理事やダカールプロジェクトリーダーに加え、「ダカール 2024」出場に協賛いただいた新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の代表者が登壇し、「ダカール 2024」出場の目的、レース中のエピソードをはじめ、水素小型エンジンの実現と普及に向けたHySEの研究活動について熱く語りました。

HySEは引き続き水素エンジンの基盤技術構築を推進していくとともに、水素小型モビリティの実現に向けたグローバルで業界の垣根を超えた仲間づくりに取り組んでいきます。HySEの今後の研究活動にぜひご期待ください。

以上